【イベント】東日本大震災復興支援 幕チャリ開催!2日間で3,800名の来場者
投稿日: 作成者: shinsai-pr


5月21日(土)・22日(日)の2日間、第7回 幕張チャリティ・フリーマーケット「東日本大震災復興支援 緊急 幕チャリ」が本学にて開催されました。

この「幕チャリ」は、授業の中から誕生した学生主催のイベントで、「モノ」「時間」「お金」という3つの寄付をフリーマーケットで連動させ、地域の活性化をはかるとともに、「誰もが気軽にできる社会貢献・国際貢献」を目指すものです。商品は全て寄付品・提供品であり、在学生・教職員・地域住民・企業・自治体など、イベント趣旨に賛同してくださった方々より集められたものです。

学生ボランティア団体「神田外語大学CUP(Create Universal Peace)」の主催のもと、当日は400名を超える学生ボランティアと、姉妹校神田外語学院からの学生ボランティア、さらには幕チャリ経験者である卒業生の協働により運営されました。2日間にわたった催し物は多彩で、幕張地域の住民・商店会・企業や自治体などの協力も得て、フリーマーケット、オークション、グルメ屋台、パフォーマンスなど、様々な形でのチャリティ活動が展開されました。

--合言葉は「3.11を忘れない」。信念は「誰もが誰かの役に立つ」。 

5月の開催に向け、学生団体は昨冬から準備を進めて来ましたが、3月11日の地震の影響により活動の中断を余儀なくされ、一時は延期、または中止せざるを得ない状況となりました。しかし、被災地のために何かできることがしたいという学生たちの強い思いから、復興支援を目的に、「東日本大震災復興支援 緊急 幕チャリ」として、今回の開催に至りました。

今回は、特別企画として、神田外語グループの国際研修施設ブリティッシュ・ヒルズが立地する、福島県岩瀬郡天栄村の復興と風評被害克服のための天栄村物産直販も行われました。同村は地震により家屋、田畑、道路などに被害を受けたほか、原発事故にともなう多大な風評被害をもたらされました。物産直販では、同村の特産品であるヤーコンをはじめ、野菜、加工品などが販売され、中でも天栄牛肉を使用した牛串焼が好評で、2日間ともに完売となりました。

2日間の来場者数は約3,800名となり、例年を大きく上回る結果となりました。例年、売上金は、アジアの自立支援のため公益信託「アジア・コミュニティ・トラスト(ACT)」に寄付されてきましたが、今回は被災地の教育支援のために役立てられます。なお、被災地の教育支援、及び、アジアの自立支援を目指す活動は今後も継続予定です。










【神田外語大学CUP代表のコメント】
小川愛美さん(国際言語文化学科タイ語専攻3年)

「今回の幕チャリは、震災の影響で一時は開催自体が危ぶまれましたが、予定通り5月に実施できたことにまず驚いています。当初の企画を変更し、急遽スタートしたため、2ヶ月という短い準備期間となってしまいました。しかし復興支援という目的のもとに大勢のボランティアが集まり、考えながら動くことを続け、結果的に今までになく大規模な幕チャリとして成功を収めることができました。多大なご協力とお志に深く感謝申し上げます。10月の浜風祭では、アジアの自立支援を目指す従来の活動も再開する予定です。これからも幕チャリだけでなく、いろいろな支援活動を継続していきたいと思います。」

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